やってみせ、言って聞かせて、 させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、 任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、 信頼せねば、人は実らず。
「地球の名言Words of the Earth」 http://earth-words.org/archives/6742 より引用
これは、山本五十六の名言です。
人材育成の要素が網羅されており、どのようなケースにも当てはめることができます。
部下にマニュアルや口頭で説明しただけでは足りません。
実際にやっているところを見せ、同じことをやらせてみることが重要です。
例えば、お客様対応など。
マニュアルや口頭で説明しただけで、
上司のお客様対応を見せずに部下に即実践させるのは無理があります。
やらせて終わりではありません。
部下の心をつかむ最大のポイントは
褒める
ことです。
抽象的な褒め方より、具体的に何が良くなったのかを伝えた方が説得力があります。
例えば、
「最近、お客様対応がうまくなったね」より
「この前の対応だけど、お客様の話をじっくり伺って、お客様が何を求めているかきちんと把握したから対応がスムーズにできて、お客様も喜んでいたね」とか
「前より、笑顔でお客様と接しているね」
など、部下のちょっとした成長を言葉に出して伝えることがとても大事です。