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労働基準法の労働者って誰のこと?


労働基準法の労働者って誰のことでしょう?
自分が労働基準法から守られる存在か否か…気になりますよね?
労働基準法上の労働者に該当するか否かの判断は、実はとても難しいです。お一人お一人、労働条件等を判断基準に照らし合わせて、総合的に判断していきます。
ですのでこちらでは、労働者とはどんな人を指すのか、概要をお伝えしていきたいと思います。
では、条文を見てみましょう。
労働者とは職業の種類を問わず、事業又は事務所に使用される者で、賃金を支払われる者をいう。
ポイントは2つです。①使用される者であることかつ②賃金を支払われる者であること。
この両方の条件をクリアしてはじめて、労働基準法の労働者になれるというわけです。
では、使用されるってどんなことを言うのでしょうか?
簡単にお話ししますと、
①「使用される」=指揮監督下の労働という意味です。
②「賃金を支払われる」=報酬の労務対償性。提供された労務に対し報酬が支払われていることとなります。