チームビルディングとは、チームみんなで目標(企業のビジョン)を達成するため個々の能力や個性を最大限に発揮できる環境に取り組むことです。
でもその前に…互いに話し合いができる環境づくりがとても大事です。
普段からコツコツと土台を作っていきましょう。不測の事態にチームの協力体制がとれるかどうかは、普段のコツコツにかかっています。
◎チームビルディングの前段階、土台を作るには(日常的な取り組み)
◆チームメンバーが喜ぶことを考えて、やってみるよう意識してみる。
◆相手が自分に貢献してくれるのを待つのではなく、自分から相手に貢献してみる。
⇒自分から動くことで、相手が変化するのを待たずとも良い循環が生まれ、建設的に目標に向かうことができます。
ここでタックマンという心理学者が提唱したタックマンモデルをご紹介します。下記のプロセスを経て理想的な組織に成長するというものです。
【タックマンモデル】
①形成期
↓イメージ:チームが作られて間もない段階。お互い様子を伺っている。
②混乱期
↓イメージ:我が出てくる。好き嫌いが出てくる。異なる考え方が対立。
③統一期
↓イメージ:個々の個性を認め、目標に向かって役割分担ができる。
④機能期
イメージ:チームが結束し、お互いがサポートし合う。
①②の時期はメンバー同士の意見の食い違いが起こります。
ここで意見を意見のままぶつけあうと、建設的にチームを作れません。
とにかくコミュニケーションをとりましょう。しっかりと土台をつくっていきましょう。メンバーの個性を把握しましょう。チームのありのままの現状を把握し、できることを考えていきましょう。
③お互いの個性に優劣をつけず、認めあいましょう。そしてこのチームでどうやって目標を達成する考えていきましょう。
④チームがしっかりと出来上がっている段階です。メンバーは主体的に動き、能力を発揮しています。パフォーマンスを維持できるよう、マネジメントしていきましょう。