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算定基礎届により9月分からの社会保険料が変わります


毎年7月に算定基礎届を提出し、9月分からその結果が反映された新たな健康保険と厚生年金保険の標準報酬月額に変わります。



算定基礎届
社会保険料(健康保険と厚生年金保険)を見直すために、社会保険に加入している従業員の「4月から6月に支給された給与の総額÷総月数(3ヶ月)」で報酬月額を算出し、標準報酬月額表より等級を決定させるための書類です。



標準報酬月額
社会保険料の計算に必要な基礎金額のことです。
健康保険では50の等級、厚生年金保険では32の等級に分けられ、それぞれの等級に応じた標準報酬月額が設定され、毎月給与から天引きされる社会保険料の金額が決まります。




(令和6年3月 東京都の標準報酬月額表から一部抜粋)



新しい標準報酬月額の反映時期
当月控除: 9月に支給する給与
翌月控除:10月に支給する給与



被保険者への通知義務
事業主は、標準報酬月額の決定または改定があった場合には、その内容を速やかに被保険者に通知しなければなりません。
通知する際の方法は任意ですが、明確かつ確実に通知するようお願いします。




定時決定(算定基礎届)日本年金機構