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労働時間は、原則1分単位で計算します


☆労働時間とは☆

使用者の指揮命令下に置かれている時間のことをいいます。

たとえば、

◆使用者の指示により、就業を命じられた業務に必要な準備行為や業務終了後の業務に関連した後始末を事業場内において行う時間

◆使用者の指示があった場合には即時に業務に従事することを求められており、労働から離れることが保障されていない状態で待機等している時間
(いわゆる「手待時間」)

◆参加することが業務上義務づけられている研修・教育訓練の受講や、使用者の指示により業務に必要な学習等を行う時間



☆正しく給与計算するためのポイント☆

◆1分単位の労働に対しても、賃金を支払う必要がある

◆労働時間の切り上げは、労働者にとって有利になる計算であれば、してもよい

◆労働時間の切り捨ては、労働者にとって不利になるため、してはいけない

◆1賃金計算期間を通算して「時間外労働・休日労働・深夜労働」それぞれの合計に1時間未満の端数が出た場合のみ、端数処理を認める
 ・30分未満の端数→切り捨て
 ・30分以上の端数→1時間に切り上げ



労働基準法第24条で「賃金全額払いの原則」が定められていることで、1分であっても労働したのであれば、その分の給与を支払わなければなりません。
トラブル未然防止のために、正しい給与計算方法をしっかりと把握して法令を遵守しましょう。



参考URL
労働時間・休日 |厚生労働省

労働時間を適正に把握し
正しく賃金を支払いましょう